漫画

「推しの子 5巻」感想

推しの子 5巻

基本情報

作者名:赤坂アカ・横槍メンゴ

発行日:2021/8/23
連載誌:ヤングジャンプ

雑感【ネタバレあり】

過去に登場したキャラも含めて、2.5次元の舞台に挑戦する準備回の巻。
結構話がすんなり進むのかなと思ったら、ホントに準備回で終わってしまったので逆に展開を急ぎすぎなくて良いくらい安定して人気が出たんだなと感じさせた巻だった。

冒頭でちょっと印象的だったのが雷田さん(35)がララライ代表の金田一さん(56)を「金ちゃん」と呼んでいたところ。
脚本家のGOAさん(29)はさん付けなのにね…。
単純な力関係なのかそれほど親しいのか、結構細かいところまで気にして書かれている作品のようなので気になる。

原作者が出てきたときはどうなるかと思ったけど、知略でなんとかするアクアはあぁやっぱり主人公なんだなと改めて存在感を感じさせてくれた。

てっきり役者メインの話になるんだと思ってたけど、原作者や脚本・総合責任者もしっかり関わってきてたのが意外だった。
最後の方の原作者と話す雷田さんがすごく良かった。

気に入ったセリフ

こっちはジジイのチ○ポの1本や2本しゃぶる覚悟で仕事してるんです!

推しの子 5巻 160ページより

原作者と話す雷田さんのセリフ。
一応伏せ字にさせて貰ったけど、最初はヘラヘラしてた雷田さんの本気が垣間見えるセリフでこの巻ではこれ一択だった。

まとめ

面白いんだけど、わりと心情的に重めなシーンが出てくる今作にしては、結構読みやすい巻かなと思った。
アビ子先生と吉祥寺先生の言い争いはちょっとアレだったけど、双方での言い合いだったので読んでいてそんなにキツくは無かった。

次巻はいよいよできあがった脚本での演技というところだが、倒れたアクアがどうなるのか…。

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