前々から行ってみたかった「新潟 酒の陣」へ家族と行ってきました。
新潟県内90蔵が試飲・販売を行う日本酒好きにとっては天国のようなイベントです。
入場自体は無料なんだけど、試飲するためには試飲チケットを購入する必要があります。
当日2000円・前売り1500円だったので自分はローソンで前売りを買いました。
ただ前売り買っても結局チケットと引き替えにお猪口を貰う形式なので早く入場できるとかのメリットは無いんですよね、500円払ってもいいから前売り買いに行くのめんどくさいって人は当日購入で良いかと。
会場は朱鷺メッセ、到着したのは開場10分後の10:10くらい。
みんな昼酒飲みに集まりすぎだろう…。
お猪口を受け取ったら、今回のウリの一つである越淡麗バーへ行きました。
新潟の酒米と言ったら越淡麗というくらいになってきたので、今回参加したほとんどの蔵が越淡麗使用の酒を試飲として提供していました。
自分は…、何飲んだんだったかなぁw
たしか吟田川(ちびたがわ)と想天坊と壱醸だったかな。
吟田川は以前ネットで見かけて飲んでみたかったもの、想天坊は以前古町のささ泉で飲んで美味しかったので、壱醸は最近BSで特集をやってたので興味があって飲んでみました。
やっぱり自分の好みで一番美味かったのはやっぱり想天坊だったけど、吟田川・壱醸もそれぞれ個性があって美味しかったです。
この後は色々と回って試飲しました、とりあえず下調べして回ったのは以下の6つの酒造。
・(株)北雪酒造(北雪)
・弥彦酒造(株)(泉流 こしのはくせつ)
・越銘醸(株)(越の鶴)
・池浦酒造(株)(和楽互尊)
・代々菊醸造(株)(越後の蔵元 吟田川)
・加賀の井酒造(株)(加賀の井)
ちなみに酒造別にまたいくつか銘柄を持ってきてるので、たかがお猪口に少しとは言え結構飲めましたw
この辺でちょうど12時くらいだったのでお昼にすることにしました。
酒造だけでなく地元の飲食店企業がいくつもお店を出しているので食べるのには困りませんw
ただ催し物である「鍋の陣」は2時間確実に席が確保できるということで非常に人気があり、自分達も受付で聞いてみたのですが予約でいっぱいでした。
あ、ちなみに飲食スペースは会場内にいくつかあるんですが早い者勝ちですwなので入場したらまず飲食スペースを確保することをオススメします。
自分達はそれを怠ってしまったので、会場入り口付近で食べてましたw
もちろん酒の陣なので現地調達した酒も一緒です!
試飲させて貰った中で美味しくて値段もほどほどの「吟田川 氷の雫 無濾過 大吟醸(2500円)」と一緒に頂きました。
生大吟醸ということで香りがよく、アルコール度数も少し高めの17度と飲み応えのある一本でした。
以前ネット経由で買いたかったんだけど手に入らなかったものだったので嬉しかったです。
お昼を食べた後は三幸製菓で試供品をいっぱい貰ったあとに、また試飲に行きましたw
お猪口と一緒に水をくれるんだけど、水を飲むのを怠っていたらなんかもうみんな同じような味に感じてきましたw
でもその中でもやはり県内大手である麒麟山や菊水なんかはよくまとまった存在感のある味を出してますね。
この辺はやはりさすが大手たる所以だなぁと思いました。
この日は試飲メインで来たつもりだったんだけど、試飲したものがなかなか美味しかったので氷の雫以外にもう一本購入しました。
山廃仕込みの酒を用いた君の井の梅酒です。
サッパリとしていて飲みやすく、日本酒の試飲に疲れた舌に優しかったのでつい買ってしまいましたw
結局何杯試飲したのかよく分からなかったけど、自分が回った中で一番美味いと感じたのは和楽互尊で有名な池浦酒造の越淡麗を使用した純米大吟醸「天上大風」ですね。
和楽五尊の大吟醸も飲んだんだけど、純米大吟醸の方が香りが落ち着いていて好みでしたね。
四合瓶で4000円近くするんだけど今度見つけたら是非買いたいと思います。
普段飲めないような高級酒も試飲できて、新潟県の特産品も食べられる良いイベントでした。
来年も是非参加したいですね。
ちなみにこの日は合計70枚ほど写真を撮ったので記事に載せてない写真も含めてをFlickrのセットでまとめてみました、興味ある方はどうぞご覧下さい。
NiigataSakenoJin2010 - a set on Flickr