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虚構推理 15巻
基本情報
原作:城平 京
漫画:片瀬茶柴
発行日:2021/5/17
連載誌:月刊少年マガジン
掲載内容:月刊少年マガジン2020年12月号 - 2021年4月号
雑感【ネタバレあり】
14巻から引き続きの「岩永琴子の逆襲と敗北」の2~6話が収録されている。
そんなに短い話ではないとは思ったけど、まさか単行本1巻以上使う話になるとは思わなかった…。
全体的に六花さんが深く関わってきて、後ほど「気に入ったセリフ」でも書くけど六花さんと九郎先輩とおひいさまの微妙な関係にも触れるという物語の根幹に関わるシリーズらしい。
前巻で六花さんを「柊」と読んでいた件は、今回の話の主要人物であり既に故人の「大和田 柊」に似ていたかららしい。
キリンの亡霊は既に実在しているため、対応を誤って話題になってしまうと鋼人七瀬のときのように噂の力で非常に強い力を付けてしまう。
そうならないようにまだニュース等で報道されない間に、なんとか亡霊以外の落とし所を作ろうというのが今回の目的。
だが生き残りの丘町冬司と六花さんの狙いが分からない以上は迂闊に動けないという状態。
モヤモヤした感じで15巻が終わったので、このシリーズの完結までにまだ数話程度はかかりそうな雰囲気。
気に入ったセリフ
琴子さんを殺せば九郎が私を許さない
"虚構推理 15巻 36ページより"
何考えてるか分からないキャラ筆頭の九郎先輩の考えていることが少しは窺える?セリフ。
具体的には六花さんがおひいさまを殺すつもりなんじゃないかという話が出て、六花さんが「それはない」と否定したときのセリフ。
常に素っ気ない態度を取る九郎先輩だけど、おひいさまの身の回りの世話(今巻でもお風呂上がりにドライヤーをかけてあげたり、お姫様抱っこで運んだり)をこなしているので満更でもない?
まぁ物語的にもそこでのろけ話を見せられるよりも、今くらいの距離感の方が面白いので今後も見守りたいと思う。
まとめ
次巻発売予定は11/17ということなので、楽しみに待ちたいと思う。
それにしても表紙裏で、キラキラした目でこだから飴をねだるおひいさまは如何なものかと思う…。
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