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「賢者の孫 17巻」感想

賢者の孫 17巻

基本情報

原作:吉岡 剛
漫画:緒方 俊輔
キャラクター原案:菊池 政治

発行日:2021/7/9
連載誌:ヤングエースUP
掲載内容:ヤングエースUP 2020年1月19日~5月18日配信分

雑感【ネタバレあり】

冒頭から完全に成コミです、本当にあ(ry

いや、結構際どいところまで書くなぁと感心した。

エカテリーナさんとの再開について不穏な匂わせ方をしてるが、これは巻末の方で明らかになる。
とはいえ結局この巻でも実際に再開までは行ってないので、次巻の展開が気になる。

その後の話で研究会が個人で活動する時間が多くなっていると言うことで、各キャラにスポットを当てた話が入っているのが良かった。
アルティメット・マジシャンズ(字面を書くだけで恥死しそう…)は、キャラは立っているが人数も多いのでこういった話があると各キャラに感情移入しやすい。

個人的に良かったのはトニーとリリアの話と、ミランダママの啖呵を切るところ。
トニーとリリアの話みたいな微笑ましい話がこの物語の特徴だと思うんだけど、ほどほどな感じで読者としても読みやすいなと。
男性読者の方が多いだろうから、少女漫画的な恋愛要素が強くなり過ぎないようにしているのだろうけど。

あとネクタイ掴んでるミランダママが恐ろしくて素敵だった…。

マーリンとメリダの過去話については、だいたいここまで話が出そろっていたのでやはりそういう感じなのねと思った。
それにしても魔導具師志望だったのか。

気に入ったセリフ

麗しいわ
マリアお姉様~っ

賢者の孫 17巻 59話より

アルティメット・マジシャンズ(赤面しながらタイピングしつつ…)、の中で数少ない恋人いない勢であることを気にしているマリアにかけられた下級生からのセリフ。

うん、そういうキャラに収まったんだね…。

まとめ

この巻全体としてはわりと和やかな感じだったわけだが、最後にとんでもないことになっていたので次巻が気になるところ。

エカテリーナさんの危機にてっきりシシリーも連れて行くのかと思っていたんだけど、その辺は今後の展開の関係でわざとシンとシシリーを別行動させたのかな?
あとミリアがスリムになっていたので、シュトロームとの実験の結果がどうなったのかも気になる…。

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