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本日の給料日に買うべきゲーム

今月は25日が土曜日のため、本日が給料日という諸氏も多いことだろう。
今年の年末はMHP3というビックタイトルが出たものの、他は粒ぞろいといった印象が多い中ゲーム好きなら是非押さえてもらいたいタイトルがある。

スクウェアがプレステ時代に発売していたパラサイト・イヴシリーズの11年ぶりの最新作『The 3rd Birthday』だ!
4Gamer.net — パラサイト・イヴ,シリーズ11年ぶりの新作「The 3rd Birthday」を先行プレイ。アヤの魅力はもちろん,“オーバーダイブ”による戦略性の高さも魅力(The 3rd Birthday)

一応先週号のファミ通のレビューでも10・9・8・9の合計36/40点を叩き出し、プラチナ殿堂入りしている。
10点の概要は舞台設定とシステムの融合、キャラカスタマイズの奥深さ、周回プレイのやりこみ。
8点の概要はODのスピード感、ボス戦時の工夫、物語が複雑。
あまり欠点らしい欠点は触れられていなかった。

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まぁファミ通のレビューと言うと色々アレだし、最近何かと問題のスクエニタイトルなので一抹の不安を感じつつPS時代からのPEファンということでDL版を購入してやってみた。
なにこれ面白過ぎw
スクエニはまだこんなに面白いゲームが作れるんだと思い知らされた。

予めMHP3をキリのいいところまで終わらせて良かったと思ったw
ジャンルとしての目新しさもあるが、シリーズ物のMHP3とは違った魅力に溢れている。

ちなみに今作はパラサイト・イヴ1・2からはかなり変わっている。
1はRPG、2はバイオハザード風味のACT・ADV、今作は一応ガン・アクションRPGとなっているがRPG要素は薄い気がする。
レベルによるパラメータのアップも一応はあるようだが、それよりも重要なのは武器の選択やOEのカスタマイズによるスキル付与だろう。

今作は発売前情報ではよくアヤのコスプレ、攻撃を受けると服が破れていくというビジュアル的な部分で注目されていた。
実際1エピソードクリアすると服がこんなになるw
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だが本作の新の魅力はオーバードライブシステムの戦略を利用して高難易度のミッションをこなしていく部分や、オーバーエナジーで自分だけのスキル構成を持ったアヤを作っていくところにあると思う。
まだクリアはしていないが、事前情報からすると上記にさらに周回プレイの楽しさが加わるのだろう。
その辺は前作の作りからも期待していいと思う。

今作のアヤは精神だけの存在となって過去へ飛び、過去を改変するのが初期の設定だ。
精神だけのアヤはオーバードライブという能力で当時の人間の身体を借りることができる。
ODすると見た目やパラメータはアヤそのものとなり、武器は予め持ち込んだ3種類(弾数無限のハンドガンは固定)に加えOD先の人間の持っていた武器が使える。
体力だけはOD先の人間の物となる。
持ち込み武器の弾数を節約するためにOD先の武器を上手く使うと楽かも。

ミッション先は基本的に軍などが戦闘を行っている場所ばかりなので、OD先にはさほど困らない。
敵は基本的にアヤを狙ってくるので、敵が眼前に迫ってきたり瀕死のダメージを負ったときはすかさずOD!
さっきまで敵の背後にいた一般兵にODして敵のガラ空きの背中に鉛玉をブチ込むなんてことも可能だ。

またアヤ以外の兵士もキチンと戦ってくれる。
周囲でバリケードに隠れている兵士がいる状態で一定時間ロックオンしてから発砲すると、クロスファイアという協力攻撃が発生する。
クロスファイア等で一気に敵に大ダメージを負わせると、敵がひるむ事がある。
このときがオーバーダイブ・キルのチャンスだ。
OKはアヤが敵に直接ODして大ダメージを負わせるというもの。
ボスの中ではまずOKしないとダメージが与えられない物もいるので積極的に狙っていく必要がある。

今作のやりこみ且つプレイオリジナリティが出る部分、オーバーエナジーについて。
敵を倒したりするとOEチップというものが入手でき、3×3のOEボードにOEチップを配置することでスキルが発動する。
OEチップは重ねて配置すると、各OEチップのレベルが上がったり特殊変異で別のスキルが発動したりする。
OEチップの入手はランダムなのでプレイヤーによって全く違うOEボードが生成されていくだろう。
ちなみにエピソード3時点での自分のOEボード、もう1個あるけどそっちは良質OE発掘用。
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所々で触れているが今作は非常に難易度が高い、初回のみ難易度設定ができるがノーマル以上だと1エピソードクリアするのに複数回ゲームオーバーなんて当たり前だ。
その辺の程よい救済というのもあり、まずは戦闘中に使えるリバレートという技。

PEファンにはお馴染みだが、今作でも凄さは健在だ。
敵を倒す事などで増えるリバレートゲージが満タンになると発動できる。
リバレートが発動するとアヤが瞬間移動できるようになり、敵の攻撃も全て自動回避する。
また攻撃が全てエナジーショットというものに変わり、OK発動しやすくなる。
ボス戦やピンチのときは迷わず使うべきだろう。

またゲームオーバーの際は直前チェックポイントからのやり直しができるようになっている。
セーブポイント自体も1エピソード中に適度に挟まれるので、アクションが苦手な人でも頑張ろうという気にさせられるだろう。

一応1個動画を置いておくけど、これは難易度ハードなのでかなり敵が固くなってる。

というわけで気になる人は是非購入して欲しい。
当初からなんでPSPで発売なのかと言われていたが、開発者インタビューで売行が良ければ据置機での続編開発を予定しているという事らしい。
PEファンの方、MHP3のためにPSP買ったけどイマイチ合わなかった方、MHP3ひと通り終わって次のゲーム探してる方、それ以外の方にも是非オススメしたい。

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