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「ミステリと言う勿れ 9巻」感想

目次

タイトル

基本情報

作者名:田村 由美

発行日:2021/7/14
連載誌:flowers

雑感【ネタバレあり】

前巻から続いていた三姉妹の入れ替わり事件が終幕。
前巻掲載分はややこしかったけど、今巻分は分かりやすいお話しだった。
ただ母親の指輪の一件についてはこの話では解明されなかった。

これについては次の話で明らかになる。
ガロ君兄弟が追っている鳴子巽なる人物から送られたことが判明。
ただこの話は一旦ここまでのようで、青砥さんの娘誘拐事件に続く。

誘拐犯から人質を解放するために誘拐するとか、ある意味ネズミ講のような循環犯罪…。

気に入ったセリフ

"お姉ちゃん"て
呼んでくれる人は
もう決して出てこないの

ミステリと言う勿れ 9巻 32ページ

家族内で役割では無く名前で呼んではと言った整君に同意しながらも、こういう意見もあるよと言った丸山さんのセリフ。

確かにそうだよなぁと関心した。
その続柄の人がいなくなったら、そういう風に呼んでくれる人はいなくなるのは当然なんだけど、それはそれで寂しくなるというのは考えたことが無かった。

まとめ

今巻は整君の語りが少なめな印象で読みやすかった気がする。
テレビドラマ化で、整君役は菅田将暉らしく、あのモジャモジャ感はよく合っていそう。

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