漫画

「虚構推理 14巻」感想

虚構推理 14巻

基本情報

原作:城平 京
漫画:片瀬茶柴

発行日:2020/12/17
連載誌:月刊少年マガジン
掲載内容:月刊少年マガジン2020年8号 - 11号

気に入ったセリフ

先輩の劣情が多少なりと昂進するなら鰯の頭でも頼りにしますよ

"虚構推理 14巻 77ページより"

虚構推理について書くのは初めてだったと思うので、最初に分かりやすいセリフを選んでみた。
まぁこういう漫画なんだよね…。

怪異・あやかしの姫である主人公のおひいさまは、見た目はロリかわいいのだが中身は肉食系女子。
なので、こういったセリフが作中によく出てくる。
ちなみにこのセリフは前巻から続く六花さんとの回想が終わり、ホテルで九郎先輩とベッドの上で今日付けて欲しい下着について議論が交わされたときの一幕。

ここだけ読むとただの成コミにしか見えないけど、実際はほぼそんなことはない変わった漫画。

雑感【ネタバレあり】

前巻から続く六花さんとの回想回「見たのは何か」が完結。
3話で終わる短めなエピソードだったが、宿敵?の六花さんとの腹の探り合いがなかなか楽しかった。
ラストの犯人に対する六花さんの対応がちょっと以外だったかなと。

ちょっと前巻とか読んでから時間が経っているので記憶が曖昧だけど、別におひいさまが正義で六花さんが悪とかそういう話ではないので、今回の件については六花さんも色々と思うところがあったのかなと。

続いて1話完結の「的を得ないで的を射よう」では、あやかしに対する威風堂々とした王らしい態度のおひいさまがとても良かった!
特に寝そべりながらリンゴを食すところとかね。

ラストの展開は予想通り。

あとは次巻に続く「岩永琴子の逆襲と敗北」の第1話。

山中で明治時代のキリンの亡霊が暴れて人死にが出たという話。
冒頭の崖から落ちた金髪男子は、後の話から死んではおらず重傷の模様。
気になるのは金髪男子が見た長髪の人物。
あとでこれは六花さんらしいというのが分かるが、金髪男子が呼んだ名前は「柊」。

まだ第1話ということで謎は深まるばかり。
最後のコマで取調室らしき部屋で、カツ丼?を見つめる六花さんの絵を見ると今回は意図的なものではないのだろうか?

まとめ

こちらもコミックレンタルして読んでいて、ちょうどレンタルのタイミングが合わなくて14・15巻を一緒に借りてくる感じになってしまった。

虚構推理は原作は読んだことはないがコミックは気に入っており、おひいさまの可愛さや九郎先輩との掛け合いが読んでいてなかなか楽しい。
個人的には物語シリーズほど洗練されているわけではないと思っているが、これはこれでまた別の良さがある小説原作の漫画だ。

ちなみにコミックレンタルの場合は表紙は店頭のケースとして利用されるため、貸出では表紙がない状態となる。
この漫画は表紙裏の絵もなかなか可愛かったりするので、コミックを購入して表紙裏を見たことが無い人は是非見てみて欲しい。

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