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シュタインズゲート1周目クリア 雑感


最近読んでいる本に拠るとより口語に近い文章の方が人間の脳が理解しやすいとかなんとか書いてあったので、試しにしばらく口語に近い文章で更新します。

発売日に購入してチマチマプレイしていたSTEINS;GATEのWindows版をようやく1周クリアしたよ!
シュタゲの発売日、つまり購入したのが8月26日なのでクリアに1ヶ月近くかかったとか自分遅すぎだろ…。
とはいえクリアに時間がかかったのには実は幾つか理由があるんだ。

まず第一に、最近案外リア充だったこと。
発売日近辺は岩手行ってたし、9月に入ってからは片貝花火行ったり、Mac mini買ってデータ移行に追われたりなどでよく休日が潰れていた。
第二に、17日以降はポケモンに専念していたこと。
これは仕方ない、今回のポケモンはネットワーク経由で交換が出来るので、基本オフラインゲームで有りながら旬が存在する。
旬のあるゲームでそれを逃すと後々色々厄介なことになるので、旬のあるゲームを優先するのはゲーマーとしては当然だろう。

第三は地味に厄介な問題で、シュタゲ自体のアップデートファイルの仕様。
Windows版シュタゲには幾つかの不具合があって、2010/9/27現在までに3回のアップデート配布が行われている。
環境によっては致命的な不具合もあるようなので、普通なら何も考えないでアップデートを行うところだろう。
ところがこのシュタゲのアップデート、なんとアップデート間でセーブデータの移行が行えない…orz
クリアデータなどシステム的な部分は直近のアップデートからの持ち越しができるが、セーブデータの移行ができないのはこれまた致命的…。
クリアまでに結局2回ほどアップデートをやったんだけど、仕方なくアップデート後は未読状況関係無しスキップ使って強制的に話しを進めてた…。

そんな状況を乗り越えようやくクリアしたシュタゲだけど本当に面白かった!
よくクソレビューで荒れることの多いAmazonでも、相当なレビュー数がある中で平均★4.5とか神のような評価を叩き出してるのに納得したw

個人的に面白いと感じたポイントを(たぶん)ネタバレ無しで箇条書きで書いてみる。

  • 声優の演技が素晴らしかった。個人的には関智一の演技が良かった、比較的二枚目なマトモな役を演じることが多いと思うけど、今回は三枚目なHENTAI紳士を見事に演じてくれた。あと画伯、ルカ子と結婚するにはどうすればいいですか…。
  • 魅力的なキャラクター。鳳凰院凶真さんは最初からかなりウザいけど、それも含めてメインキャラは皆良い味を出してた。凶真さんも後半になるにつれ変わっていったし。
  • 本格的っぽいSFを絡めたストーリー。SFについては完全に門外漢なので詳しくないけど、そんな人間でも一応理解できるように物語中に物理学や量子論などの説明がたびたびわかりやすく出てきていた。それらのおかげで突拍子も無いテーマの物語が非常に現実味を帯びていたため、たかが創作物だと侮る事無く本気で楽しむことが出来た。
  • ダイバージェンスという観念。ちょっとネタバレになっちゃうけど、コレを意識し出してからが俄然面白く感じた。

箱○かWindows PCを持ってる人には絶対オススメなゲームですよ。
ちなみにWindows PCの場合はそこそこのスペックがあった方が良いみたい、自宅のType-P初期型では結構厳しかった。
仕方ないのでオンライン認証やり直してメインPCにインストールし直してプレイしてた。
以下、追記でちょっとネタバレを書いてみる。

-----------------------------ここからネタバレ-----------------------------

まず1周目クリアしたのは鈴羽ルート、凶真さんが廃人スレスレになって結局鈴羽と1975年への片道旅行をするヤツ。
どこからがルート確定なのかわかんないけど、もうね、鈴羽と父親であるダルの再開シーンが本当に良かった!
冗談じゃなくマジ泣きしたw
年取ると涙腺が緩くなって困るわw

ダルは2010年ではダルダルのピザオタな訳だけど、未来ではきっと娘に尊敬されるような父親だったんだろう。
鈴羽との別れのときにダルは「僕も頑張るから鈴羽も頑張れ」みたいな主旨の事を言ってたと思うんだけど、このダルならきっと未来では立派な父親になるだろう。

それにしてもさすがにちょっとツッコミたいのは、鈴羽はダルから少しは父親の面影とか感じなかったのかな?
体型は相当変わってたみたいだけど、それでもさすがに面影くらいは残るだろう。
偽名使うくらいだし整形でもしてたのかな?

鈴羽ルートは上記の点はスゴク良かったんだけど、片道旅行へ行く部分で終わってしまうから非常に消化不良な感じ。
トゥルーエンド以外はみんなこんな感じなのかな?

とりあえずやっと物語の分岐がメールや電話を行うか否か辺りでされていることに気づいたので、2周目はメール・電話全部無視で進めてる。
そういや2周目初めてすぐ、たぶんほとんどのユーザが度肝を抜かれる所、人工衛星が無事に着陸して、紅莉栖が死んでいた時のダイバージェンスが確か1.2%…。
ダイバージェンス1%以上の世界へ行くには、Dr.中鉢の発表会の日に紅莉栖を殺す必要があるということなのだろうか…?
確かに紅莉栖がいなければタイムマシンは開発されないだろうから、SERNのディストピア支配は達成されない事になりそうだけど…。
いやたぶん2周目でユーザがその辺の推理に頭を悩ませることまで考えてのことなんだろう…。

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