戯言

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「先生は私たちの授業料で食ってるんでしょ」…講義中に私語をする大学生たち
上記2chまとめ内でも少し触れられてるんだけど帽子のマナーについて。
ちょっと調べてみたらこんなのがありました。
帽子のマナーについて質問です。屋内などでは大体帽子は外すというのがマナーです...
屋内で帽子をかぶっていてはいけない。この理由を説明するとしたら、どう言えばい...
帽子をかぶっているのはマナー違反?
一番下のリンクの3つ目の回答がわりと納得いきました。以下抜粋。
 帽子は元来外出するときに日よけや埃よけにするものですから、用途の面から、屋内に入ったときは脱帽するのが自然だとされていました。そこから、「屋内では脱帽」がまずマナーになったようです(正式の夜会や演奏会などで、コートと帽子をあずかるのはこのため)。
 これがやがて意味を変えて「帽子をかぶっているのは略礼(道中かぶっていて夜会では脱ぐから)、脱いだ状態が最礼式」という発想が生まれたらしく、挨拶のとき、屋外でも軽く帽子を脱ぐ(脱ぐまねをする)という風俗が19世紀末ごろから確立して現在に至っているようです。この慣習が成立するにあたっては、軍隊のちからがあずかって大きかったらしく、帽子を大切にした軍人たちのあいだでまず確立したものが一般社会にひろまったようです。これがさらに変化して、人との挨拶以外にも、ごく正式の儀式の際には、屋外でも脱帽するのがマナーであるとされるようになったのでしょう。
 ちなみに正式の場では、屋内においてはたとえシルクハットでも着用しているのは非礼になります。
これに加えてWikipediaの帽子における宗教の項もなかなか興味深かったです。
特にキリスト教の教会では男性は帽子を取ることを求められるってのが気になりました。
欧米では晩餐会など正式な場では男性は帽子を取るマナーがありますが、そのルーツは上記の宗教上の影響が大きかったんじゃないかと。
日本にも帽子に類するもの(笠とか)は昔からありましたが、現在のファッション性の高い帽子は欧米から伝わりマナーも一緒に伝わったんじゃないかなぁと予想します。
日本人の感覚からはちょっと違和感を感じたりするマナーのルーツは意外と外国なんかにあったりするのかもしれないですね。

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