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買っちゃった…
MHP3 HDを買ったものの、記事を書く前に・さんところが先に記事にしてたので、そこにコメント付けてこの件については終了としたw
MH3rdHD買ったった - 帰ってきた迷彩服
ついに買った!
前置きは置いといて、去年発売され人気を博したPSPの推理SLGダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生が、ダウンロード版のみ8月いっぱい3000円で販売されていたので購入してみた。
発表当初から雑誌等で独特なシステムや目を惹くグラフィックで気になっていたのだが、なにかの都合で発売日に購入せず、人気ゆえか中古価格も下がらなかったのでずっと様子見状態だったがようやく購入できた。
恐らく現状でも中古価格は3000円を下回っていないので購入するなら今月中にDL版を買うのがオススメ。
というわけでプレイし始めたんだけど、これが本当に面白い。
なぜ発売日に買わなかったのか後悔したほど。
まだチャプター5に入ったばかりだが、演出面・音楽・ストーリー共に素晴らしい出来だ。
学園内が3Dポリゴンで表現されるのに大して、グラフィックを忠実に再現するためか人物が2次元で表現されるのが人によっては違和感を感じるかもしれないが、これは現在のゲーム開発の技術とマシンスペックを考えると仕方のないところだと思う。
飽きさせない演出と展開
本作において目を惹くのが犯人を突き止める学園裁判だ。
学園で生活することになった15人の仲間、その中にいる仲間を殺した犯人を特定するパートが学園裁判だ。
学園裁判では議論の穴を論破するノンストップ議論、推理の補足となる閃きアナグラム、1対1で激論を繰り広げるマシンガントークバトル、最終的に犯人と犯行手段を特定するクライマックス推理とこのパートだけで4つものシステムが搭載されている。
基本はノンストップ議論で展開していくが、物語を進めるにつれ他のシステムも追加され、また各システムに追加要素があったりするためプレイヤーを飽きさせない。
ストーリー面も殺害される対象や犯人など予想もできない展開になることが多く、これまたプレイヤーを飽きさせない作りになっている。
またこの手のジャンルではあまりプレイヤーの自由度が高くない物が多いが、本作では日常パートにて仲間達と交流を図ることができる。交流したキャラについて新しい情報が得られ、また学園裁判等で役立つスキルを得ることができる。
だがストーリーの展開上、仲間は加速度的に減っていくので誰と優先的に仲良くなっておくかが重要になってくる。昨日まで仲良くしていた今日になったら仲間が死んでしまったとか普通にありうるので、これがまた結構悩みどころだったり。
演出面で忘れてはいけないのが豪華声優陣。
通常パートはフルボイスでは無いが、学園裁判ではかなり喋ってくれるのでそちら目当ての人も満足できると思う。
また学園長であるモノクマの声優が大山のぶ代というのも大きい。
あのドラえもんボイスで事あるごとに小憎たらしいことを言ってくるのが、本作の特殊な舞台観を構成するのに一役買っていると思う。
普段、推理小説やドラマを見ないユーザにも
というのも本作は推理物ではあるが、複雑な科学捜査や時間トリックなどはほとんど無い。
証拠を集めて議論の結果、犯人の発言の矛盾点を突くというのが基本的な構成なので、正直学園裁判に入る段階に犯人やトリックの目星が付いていなくても何とかなったりする。
議論をしながら明らかになる事実や証拠を用いて更に推理していくという感じかな。
なので推理ものマニア以外のユーザも案外気軽にプレイできるように作られている。
もちろんマニアにとっても、推理するのに矛盾するような設定などはあまり見当たらないので普通に楽しめると思う。
まとめ
全PSPユーザにオススメできる一本だと思う。
テンポも良く、ついつい先の展開が気になるため止め時が見つからないこと請け合いだ。
まだクリアしてないため予想ではあるが、恐らくボリューム不足に感じるユーザもいるかもしれないが、DL版3000円という価格なら妥当なのではないだろうか。
DL版のセールは8月いっぱいまでなのでお忘れなく!
次回作も発表されたみたいなので今から楽しみ。