大した話でもないのであんまり書くつもりも無かったんだけど、今後の記事のためにもサラッと書いてみる。
目次
クラウドプラクティショナー取得
取得理由
クラウド全盛期の波に呑まれて、勤務先でもAWSの認定資格がかなり優遇されるようになった。
詳しい金額は控えるが、それなりに努力のしがいのある金額が出るようになった。
既存の資格手当というと情報処理技術者試験しか無かったが、これは合格率20%以下のものが多く取得が非常に大変だった。
その点AWSの認定資格は試験タイミングも選べるし、情報処理技術者試験と比べれば出題範囲が狭い(特定の技術知識全般と特定のサービスの一分野等と比較したら当然だが)ので勉強に掛かる時間も少なくて済む。
時間的なコスパが非常に良いのだ。
というわけでとりあえず一番初心者向けのクラウドプラクティショナー取得してみた。
クラウドプラクティショナーってなに?
取ったはいいけど自分も分からん…。
以下リンク先にある画像を拝借すると認定試験の中での位置取りはこんな感じ。
AWS 認定 – AWS クラウドコンピューティング認定プログラム | AWS
実はクラウドプラクティショナーはこの中では後発の試験で、元々この位置にあったのは「アーキテクト」の中にある「ソリューションアーキテクト」だったらしい。
ただソリューションアーキテクトの問題はAWS未経験者が解くには実践的過ぎたのか、クッション材的な感じでクラウドプラクティショナーが作られたらしい?
受験方法
冒頭でも書いた通り、AWS認定資格は受験タイミングを自分で選ぶことが出来る。
自宅で受験するか、試験センターで日程を予約して受験するかだ。
ただ自宅受験の場合は不正対策をかなり厳しくチェックされるらしく、不正する気は全く無くても不正扱いされる可能性もあるとかないとか?
結構ノウハウが必要みたいなので、自分の場合は試験センター一択だった。
ただこの試験センターというのが厄介で、地方都市だと数が少なすぎて良さそうな日程はすぐに埋まってしまう。
実質的に受験したい日付よりも1~2ヶ月前には予約する必要がある。
学習期間と方法
先述の試験方法の関係で、最初は予約とかいつでもいいでしょとか思ってたけど、いざ予約しようと思ったら全然良い日程が無くて結局学習期間が無駄に2ヶ月とかになってしまった。
実際は余裕を持たせたとしても1ヶ月あれば充分だと思う。
学習方法については最初はこちらのUdemyの問題集をやっていた。
https://www.udemy.com/share/104VHu3@BQ4d0k2npTlbT_HBs4v1gKOOLphyLN94xLQ-Qiyt-3eGrjFbFgoleECEDRlDUOE3/
こちらを選んだ理由だが、前もってAWSの公式模試では解答が出ないということを聞いており、上記Udemyの問題集だと解答が出るということから公式模試よりも良さそうと思って勉強していた。
ただこの問題集が結構難しくて、勉強してたら段々自信が無くなってきた…。
そこで既に社内で合格している人の話を聞いたら、以下の有料問題集サイトのみで合格できたという。
https://aws.koiwaclub.com/
試しにやってみたら確かに良い!
Udemyとkoiwaの違い
Udemyって一括りに書いても、大量にある講座の中の1つとの比較なのでそこはご了承いただきたい。
Udemyの方は実試験と同じ形式のものが6回分くらい入っている。
実試験と同じなので当然1回の学習時間は実試験と同じだけの時間がかかる。
(システム的に中断等はできるが)
それに比べてkoiwaの方は1回の学習が7問とコンパクトで、解答も1問毎に表示されるので少しずつ進められる。
Udemyの方は一通り解き終わった後に答え合わせという感じなので、これまた非常に時間がかかる。
休日などにまとめて勉強すれば覚えられる方や平日でも2時間とか学習時間が取れる人にはUdemyでも良いかもしれないが、それ以外の方にはkoiwaをオススメしたい。
あと問題の難易度は明らかにUdemyの方が難しいが、実際の試験の難易度としてはkoiwaの方が近かったのもkoiwaをオススメする理由だ。
他にやったこと
認定試験受けるならブラックベルト読むと良いみたいなのも見たが、EC2以外は読まなくても良いかなと思った。
ブラックベルトの中身はかなり実践的な内容なので、これを読むならソリューションアーキテクトからかなぁと。
ただEC2についてはオートスケーリングとかELBとかの絡みもあるので、クラウドプラクティショナーの段階からある程度詳しい内容を知っていていた方が理解に役立つ部分が多い。
あとはUdemyでこちらの講座もやった。
https://www.udemy.com/share/1022o63@JFywB3MLPIIEFJ3WMK0pSZzRIKCOIRv12vZZXuS7KKF3MKfo1ZT3wCV-zYMUDB89/
こちらのおかげでこのblogもめでたくAWSへ移行できたので感謝している。
実際手を動かすと各サービスがどのように関連しているか理解し易くなるので非常にオススメ。
あぁ、あとこの本も読んだな。
問題集ベースで勉強してると、知識を体系的に身につけることができないと感じたので読んでみた。
が、代表的なサービスの概要を撫でる程度なのであんまり要らなかったかな。
この辺をなんとなく理解で来てれば不要かと思う。
https://docs.aws.amazon.com/ja_jp/wellarchitected/latest/framework/welcome.html
ただしソリューションアーキテクトとかになってくると、各サービスのそこそこ細かいとこにも触れるようになる。
その辺からはやはり体系的な知識を身につけるのに、書籍を読むのもアリかなと思う。
まとめ
まぁそんな感じでうろ覚えだけど880点くらいで合格できた。
ただ現在クラウドでAWSがほぼ一強になっているのでそれなりに価値はあるけど、所詮は特定ベンダーの試験なので個人的には情報処理技術者試験とかの方がありがたみがあるかなと思ってる。
AWSの隆盛がいつまで続くかも分からんしね。
それなら既存技術が根底から覆されるようなことがない限り役立つ、ネットワークスペシャリストとかの方が魅力的だなぁと個人的には思う。
(クラウドでもサービスによってはネットワーク設計必要だし)
ちなみに人によってはソリューションアーキテクトの方がクラウドプラクティショナーよりも解きやすいと感じるらしい。
というのもクラウドプラクティショナーはIT初心者向けに作られているので、変に抽象化している感じがするから?らしい。
技術的な側面から解答が分かりやすいソリューションアーキテクトの方が解きやすいんだとか。
実際自分も今ソリューションアーキテクトの学習をしているのだが、それは確かに感じた。
そもそも問題文読んでて???ってなるのはクラウドプラクティショナーの方が多い印象。
まぁ自分のペースで今後も学習を続けていきたいと思う。