学習

日経新聞を購読し始めた

2022年1月に入ってから日経新聞を読み始めたので、それについて書いてみたい。

日経新聞

きっかけ

きっかけはこちらの動画。

ここのチャンネルの動画は毎日観ているんだけど、情報収集のやり方ということでバッドプラクティス5選が紹介されていた。
逆に言えば紹介されていることとは逆のことをすれば良いというわけで、その中で新聞の読み方について触れられていた。

自分も新聞は全部読まなきゃいけないと思っていた。
ただ新聞は幅広い知識をザックリ仕入れる目的であれば、隅から隅まで読む必要は全然無いということでなるほどと思った。

ちょうどつみたてNISAや日本高配当株等の関係で、経済関連の幅広い知識を得たいという欲求があったのでそのまま日経新聞を契約した。

日経新聞契約方法

日経IDを作成して、クレカ情報等を入力するくらいだったと思う。

料金は以下の通りで電子版のみの方が2022年1月現在で4,277円と少々安い。
https://www.nikkei.com/help/subscribe/price/

ちなみに配達と電子版だと5,900円なので、両方必要な人にはかなりコスパが良さそう。
自分は電子版のみで充分なのでそちらで契約した。

ネットニュースじゃダメなの?

先ほどの動画を見るまでは「今更新聞なんて読む価値ないしネットニュースで充分」と思っていた。

だが動画を見て実際に新聞を購読すると「あぁこれはなかなかネットニュースでは代用できないな」と強く感じた。

まず先ほどの動画で新聞の「一覧性」の良さについても触れられていたが、これが非常に大きい。
例えば日経新聞の同じ日のネット版(無料記事なのでダイジェストのみ)と、実際の紙面を比べてみる。

こちらがネット版。

こちらが紙面、記事本文は読めない程度までわざと解像度は落としている。

まず一見できるレベルで、様々な情報が閲覧できるというのが魅力だ。
見出しは当然のことながら、その記事のスペースや文字数まで簡単に判別出来る。
ネットニュースではなかなかこうはいかない。

また別の魅力として記事の優先度がある。
1面トップ記事の「円安の重圧、暮らしに」については、ネット版でも冒頭に出ており優先度は分かる。
だがそれ以外の記事については、どれが注目度の高い記事なのかが判別出来ない。

それも紙面を見ると一目瞭然で「電波割り当て、第三者審査」という記事が、右端かつ他の記事と比べてタイトルが太く記事スペースも多く取っているのが分かる。
個人的にはこの優先度が分かりやすいというのが大きかった。

まぁこの優先度というのは当然新聞社が決めているので、各社によって異なるだろうし、偏向報道にも関係してくるだろう。
ただそれはネットニュースにも言えることだし(RSSリーダーで複数ソースから採取した情報を自分で優先度決めて読んでる人は別)、新聞社も読者の需要と全く正反対のことをしていては新聞が売れなくなる。
そのため世間の出来事を広くザックリ知りたいという用途では、やはりこの優先度というのは役立つだろう。

時間が無いときは、とりあえず優先度の高い記事だけザックリ抑えておけば、その日の出来事はだいたい抑えられるだろうし。

テレビのニュースじゃダメなの?

これについては受動的に情報を得るか、能動的に情報を得るかの違いだと思う。

テレビだと放送されているものを観るので受動的に情報を得る形になるが、自分には不要なニュースも必要なニュースと同じだけの時間幅を取られて放映される。
そのため時間的なコスパが非常に悪い。

ただテレビのニュースの方が分かりやすく解説されることも多いので、新聞で読んだ記事の補足として、興味のあるニュースだけ観る使い方は良いと思う。

まとめ

購読し始めてちょうど1ヶ月くらい経つんだけど、思いの外継続できているのが自分でも意外だった。
理由はやはり全部読む必世は無いという前提があるため、心理的障壁が低いというのが大きいだろう。

新聞を読むのが習慣になっている人でも、やはり毎日それなりの時間をかけることに多少なりとも抵抗のある人はいると思う。
だが1日10分とかで良いとなれば気軽に手を付ける事が出来るだろう。

あとは個人的な性格として、様々な情報を得るのが好きというのもあり、単純に新聞を読んでいて楽しいというのも大きい。

電子版では、記事を読んだだけで終わりでなく、マーカーなどを付けた上でスクラップすることもできるのが嬉しい。
物理的にやろうとするとスクラップブック買ってきて、記事を切って、糊で貼り付けて…みたいな工程だと思うが、それらが全て省略できる。
(物理には物理の良さもあると思うので、電子と物理のW購読も良いかも)

ただ本来は余裕があれば2紙以上購読した方が良いんだろうけど、今のところそこまでの余裕が無い…。
まぁもう数ヶ月ほど読んでから考えてみたいと思う。

-学習