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VITAの本領発揮
というわけで本日発売のVitaの『GRAVITY DAZE/重力的眩暈:上層への帰還において、彼女の内宇宙に生じた摂動』をプレイ中。
GRAVITY DAZE | プレイステーション® オフィシャルサイト
公式サイトで流れるPVを見て分かる通りかなり独特な感じのゲームだ。
主人公は重力を操ることができ、その力を使って見知らぬ街で起きる様々な事件を解決していくというストーリー。
重力操作という特殊能力がキモになっているのだが、これが本当に操作していて楽しい。
スクリーンショットが撮れるタイトルだったので、以下画像を交えて紹介したいと思う。
重力操作について
主人公のキトゥンは重力猫のダスティのおかげで重力操作という能力を使うことができる。
Rボタンを一度押すとキトゥンと周囲のみ無重力状態になる。
この状態で重力を発生させる方向をジャイロセンサーか右スティックで選び、もう一度Rボタンを押す。
そうするとその方向に重力が発生するため、そちらへ"落ちる"のだ。
例えば上空に向かって重力を発生させると空中に"落ちていく"。
横向きに重力を発生させれば、このように壁に立つこともできる。
ストーリー
前述のようなストーリーなのだが、会話パートとコミックパート?の二つの視点で語られていく。
こちらは会話パート。
こちらはコミックパート、ジャイロセンサーでコマの向きをグリグリ変えることができる。
音楽
とにかく音楽が素晴らしい。
できるならヘッドホンなどで聞いて欲しいのだが、ジャイロセンサーを使う都合上配線が邪魔に感じるかもしれない。
そのためBTヘッドホンなんかがあるとストレス無く素晴らしい音楽を楽しむことができる。
ちなみに音楽製作はこちらの方、名前は分からなかったんだけど製作された音楽が馴染みの物ばかりだったw
田中公平 - Wikipedia
通常パート
通常パートの画面はこんな感じ、左上にある体力ゲージと重力ゲージの他には余計な情報はほとんど無い。そのため携帯機の小さな画面でもゲームに没入することができる。
こちらはマップ画面、幾つかアイコンがあるが、これらの一つをタップするとナビゲーションを設定できる。
重力操作で上空に飛び出して、ナビの指す場所に向かえば目的地にあっと言う間に着けるようになっている。
3Dゲームで迷ってしまうという人も安心してプレイできるように作られている。
戦闘
ストーリーを進めているとシームレスでいきなり敵が出てきたりする、キングダムハーツみたいな感じと言えば分かりやすいかな。
戦闘では敵のコア部分を狙ってキックや重力操作を利用した重力キック、必殺技などを繰り出して倒していく。
それほどたくさんの攻撃方法があるわけではないが、各種重力操作と上手く組み合わせて使う必要があるため奥深い戦闘が楽しめる。
敵を倒した後や街の中で回収できるポイントを使って主人公の各種能力を向上させることもできる。
入手できるポイント・上げられる能力の種類なんかの設定が絶妙で、自分好みのキトゥンに成長させていくことができる。
またポイントは街中で挑戦することができるチャレンジミッションで好成績を上げることで大量に入手できる。
ただチャレンジミッションは能力を上げた方がやりやすいので、序盤に全て極めようとせずボチボチやっていって最終的に必要な能力がMAXになった頃に極めるのが良さそう。
キトゥンのかわいさ
わざと多国籍っぽい感じをイメージしたらしい主人公のキトゥンだが、プレイし始めると等身大の少女らしい振る舞いなんかが可愛く見えてくる。
まとめ
さすがSCE製作というだけあってVITAの能力を使い切っている感じがした。
重力操作という新しい操作感覚がプレイヤーを既存のゲームでは感じたことの無い新たな世界に導いてくれるだろう。
本当にオススメの作品、まだ2月だが早くも個人的な今年一番面白かったゲームになるかもしれないw
DL版も発売されているので、店舗で在庫切れの場合はそちらを利用するといいだろう。