どうも、個人的にゲームにおいて一番の評価点はゲームシステムな@kuronamaです。
目次
DUNGEON ENCOUNTERS
先日先行して記事を書いたDUNGEON ENCOUNTERSを紹介しようと思う。
公式サイトはこちら。
DUNGEON ENCOUNTERS | SQUARE ENIX
先日書いた記事はこちら。
ダンジョンエンカウンターズ 石化回復方法 - 黒生鉄心の奇妙な日常
最序盤
自分はこまめにプレイしたかったので携帯機であるSwitchで購入したが、他にPS4・Steamでも販売されている。
早期購入で20%オフということで、通常価格3520円が10/30まで2816円らしい。
タイトル画面、非常にシンプル。
セーブは3箇所とこれまたシンプル。
ストーリー、これだけ、昔からある某ダンジョンRPGみたいだね!
アカデミーという場所でパーティー編成をすることができる。
本作は某ダンジョンRPGみたいにキャラメイクシステムは無く、予め用意されたキャラを編成する形だ。
キャラ毎の違いは以下。
- マップ上のキャラグラフィック(編成で先頭のキャラがマップに表示される)
- キャラクターエピソード(編成画面でXボタンを押下すると表示されるヤツ)
- 成長率
- HP
- 装備ポイント
まぁ極端に言ってしまうとそんなに違いはないので見た目好きなキャラを編成するといい。
(本当は成長率にはそれなりに差があって、一例としてあるキャラはHP626/装備ポイント64で、同レベルの別キャラはHP576/装備ポイント74とか)
チュートリアルらしきものもある
ちなみに編成画面で「行方不明」となっているキャラは、そのうち探索できるようになるので序盤は気にしなくて良い。
また行方不明ではないのにアカデミーの編成画面で選択出来ないキャラ(セスパーレやジュンガ)は、記載されたアドレスにいるのでその場所で編成画面を開くとパーティーに加えられる。
自分の初期編成はこんな感じ
たぶん上の方にいるキャラが公式オススメだろうからそこから2人と、女性キャラ2人入れてみた。
編成が終わったらついにダンジョン探索、0階である町?もダンジョンと同じ感じなので、まずはここで操作やマップ表記に慣れる。
0階には店もあるのだが、生憎王様から支度金が出るとかそういう優しいゲームではないので最初の所持金は0G…
ちなみにマップで歩いた場所は色が変わっていき、踏破床数に応じてアビリティポイントが得られる。
また階層を踏破すると別途アビリティポイントが3ポイント貰えるので、どんどん踏破していこう。
こんな感じの隠し通路もあるのでくまなく踏破していこう。
一通り0階を探索したら、いよいよダンジョンへ
地上よりも薄暗い感じ…
まず道なりに進むと「バトル番号表示」のアビリティが得られる、これを有効にすることで敵が視認できるようになる。
忘れずにすぐ近くにあるアビリティ変更所で有効にしよう
後ほど詳しく解説するが、戦闘画面はこんな感じ
結構序盤はサクサク進められると思う、ザックリしたコツとしては全キャラに物理攻撃・魔法攻撃をそれぞれ装備させた方が良い。
敵によって有効な攻撃方法が異なるので汎用性の高い構成の方が安定度が高い。
また同じ理由からパーティーの中で2人くらいは、固定ダメージ武器を持たせた方が戦闘をコントロールし易い。
成長率は各キャラ固定値だと思ってるんだけど、ランダムだったらゴメンなさい…。
適当に進めていくと2階で最重要アビリティ「逃げる」が獲得できる
攻略を進めていくと何故か通常の雑魚と同じなのにレベルが倍くらいの敵が出てくることや、危険なステータス異常を使う敵が出てくる。
そんなときはすかさず逃げるを選択するのがオススメ、必ず逃げられるわけではないが比較的成功確率は高く、特にデメリットも無いようだ。
ダンジョンを進めていくとこんな感じの問題が出ることもある。
これは答えがそのままアドレスになっているので、該当のアドレスを調べると何かが起こるというもの。
ゲームシステムについて
だいたい序盤は説明したので、ここからはゲームシステムについて書いてみたい。
シールドシステム
本作の肝のバトルシステム。
そんなに特別なものではないので、過去に同じようなシステムを実装したゲームもあったと思う。
ただコレのおかげでシンプルながらも頭を悩ませるバトルが楽しめる。
例えば以下の画面の戦闘で考えてみよう。
敵を倒すにはHPを0にする必要がある。
だが物理防御か魔法防御を0にしてからでないとHPにダメージを与えられない、というのがシールドシステムだ。
上記の場合のナンガパルの装備は、物理固定ダメージの「アーミングソード」と、魔法固定ダメージの「マリアル1」。
敵のシールドを見るとシャークの魔法防御が0なので、シャークにマリアル1を撃てばHPに40ダメージが入る、が倒すまでには到らない。
若しくはアリゲーターにアーミングソードで攻撃すれば、ちょうど物理防御が0になり次に攻撃するキャラがHPにダメージを与えられるようになる。
ちなみにシールドに対して余剰ダメージを与えてもHPにはダメージは入らない。
例えば物理固定ダメージ70の武器でアリゲーターを攻撃しても、物理防御が0になるだけでHPにはダメージは入らないと行った感じだ。
青いゲージはFFでお馴染みのATBバーなので、そちらも見ると味方のATBバーがかなり溜まっており敵に対して先制を取れる状態だ。
他の仲間の装備や敵の厄介さによっても、どの敵を優先して倒すかは変わってくる。
その都度で最適な選択肢は変わるということだ。
ただ基本の方針としては味方のシールドを割られないようにすることが最優先だと思うので、なるべく敵に行動させずに数を減らすことを優先するのが良いように思える。
もう1つ例を出してみる
プレイした人なら分かるだろうが、序盤の嫌な組み合わせワースト1ではなかろうか…。
ガーゴイルは物理防御が0なので簡単に倒せるように思えるが、実は飛行タイプの敵。
飛行タイプは遠距離武器か魔法でしかダメージを与えることが出来ない。
そのためラウラギの装備しているメイスでは攻撃が当たらない。
ではこの場合はどう行動するのが良いかと言うと、石像をマランダム2で攻撃するのが良さそう。
石像は魔法防御が低いのでマランダムで攻撃するのは分かるかと思うが、なぜ石像を優先するのか。
それは以前の記事でも書いたが、石像は非常に厄介なステータス異常である「石化」を使うからだ…。
ダンジョンエンカウンターズ 石化回復方法 - 黒生鉄心の奇妙な日常
マランダムはランダムダメージなのでシールドを割れる保証は無いが、こういった厄介なステータス異常を使う敵が出たら最優先で攻撃するようにしたい。
ちなみに2体いる石像のうち、下の方は行動する前に倒すのは難しいので、上の方を優先して倒すのが良い。
装備システム
ゲームシステムでもう一つ紹介したいのが装備システム。
これもまた単純で、装備品は装備ポイント上限までしか装備できないというもの。
逆に言えば装備品はレベル制限などが無いので、装備ポイント内であれば低レベルでも強力な武器を装備することができる。
しかも普通のRPGにありがちな力や魔力といったパラメータが無く、与ダメは完全に武器のパラメータに依って変わるため、強い武器さえ装備できれば低レベルでも一線級の働きをすることができる。
更にシールドシステムのおかげで、なんでも良いので防具さえ装備させておけば、自分よりも格上の敵の攻撃でも1回は耐えることができる。
(たまにHPに直接ダメージを与える敵もいるので必ずというわけではない)
この組み合わせが非常に重要で、本作ではダンジョン内で全滅するとパーティーがそのままその場に残される。
プレイヤーはアカデミーに残るメンバーでパーティーを再編成して、全滅したパーティーを救出しに行かなければならない(全滅したことないが確かこういう仕様だったはず)
普通は育成が進んでいるキャラで攻略パーティーを組んでいると思うので、救出パーティーはそれほど育っていないものから選ばなければならない。
ただ先述の通り装備ポイントさえあれば火力が出せるようになるため、強力な装備さえあれば比較的容易に救出を進めることができる。
この辺のシステムの組み合わせは上手いなと思った。
まとめ
冒頭で書いた通り、個人的にゲームで重要視するのはゲームシステムだ。
本作はシンプルながらも考えられたシステムの組み合わせが光る。
値段も安価なので気になった方は手に取ってはいかがだろうか。