7月 132011
 
この記事の所要時間: 649

念願のアレを入手

去年初代iPadを発売日に購入して以来、ずっと欲しかった電子書籍化セットをやっと購入した。
書籍の電子化において最低限必要な物は、ドキュメントスキャナと呼ばれる一気に数十枚の用紙をセットできて一度のスキャンで両面読み取りができる装置と、厚い書籍を正確に裁断できる裁断機だ。
今回自分が購入したのは定番の以下の組み合わせ、なおScanSnapは某ネットショップで現金特価にて36,000円ほどで購入できた。

まぁ2011/07/21まで限定でAmazonにて上記組み合わせを購入すると3000円オフのキャンペーンをやっているので大して変わらなかったんだけどw
現在はまだテスト用に要らない雑誌などをスキャンしてる段階なので本運用ではないのだけど、電子化作業を行っていて持っていた方が良いと思ったアイテムを列挙してみる。
実際の手順については近日中に記事にしてみたいと思う。


必要アイテム

必須

・裁断とスキャンに関する事前知識
 →ネットなどで事前知識を得るのは重要、ちなみに薄い紙を使った雑誌なんかでも大抵はスキャンできる。
・巨大且つ重量級の裁断機を設置するスペース
 →裁断機自体がデカい上に、定番のPK-513Lはデフォルト状態がレバーが上がっていて高さもある。
・裁断機(PK-513L・中華)
 →実質この2択だと思う、書籍の裁断にはペーパーカッターでは力不足且つ押さえが効かないので非推奨。
  値段に大分開きがあるが、PK-513Lの方が安全性に優れ裁断位置の目安が付けやすくなっている。
  また中華の方は油まみれで到着するらしいので、実際利用するまでに清掃や試し切りが必要になる。
 
・ドキュメントスキャナ(ScanSnap S1500・imageFOMURA)
 →あまり調べなかったけど、電子書籍化ならこちらも上記2択かと。
  ScanSnapには型番の末尾にMが付くMac版もあるが、色と付属ソフトのAcrobat等の対応OSが違うくらい。
  Windows版を購入してもMacで普通に動作するので付属ソフトで判断して良いと思う。
  ScanSnap S1300などはOCR等が弱いのでS1500推奨。
 
・スキャナの清掃キット(内部ホコリ…サイバークリーン、スキャナー部…無水エタノール&拭きとりパルプ)
 →5冊ほどスキャンしたところ、早くもスキャナー部の汚れによる色の線が出たので清掃キットは必須。
  できれば裁断機やドキュメントスキャナと一緒に注文しよう。
  スキャナー部の清掃は純正の清掃キットもあるのでそちらでも良い。
  内部ホコリについてはエアダスターを使うと更に奥にホコリが入るので厳禁。
  
・PDF編集ソフト(Acrobat等、ScanSnapに付属)
 →imageFOMURAの方は分からないがScanSnapにはそれぞれOS対応バージョンのAcrobatが付属する。
  PDFの”編集”には必須で、普通に買うと数万円するので普段利用するOSに合わせてドキュメントスキャナを購入しよう。
  ちなみに自分の場合はMac版のAcrobat9Proを既に持っていたのでScanSnapのWindows版を購入した。
  
・PDFリーダー(iPad等と各種アプリ)
  →何故これを必須に入れたかと言えば、いちいちデスクに座ってPCで電子書籍を読むかと言えば多分読まないからだ。
   物理的には読めるわけだが、多分精神的に読む気にならない。
   なのでiPad等の電子書籍を読めるポータブルデバイスは必須と言えるだろう。
   ちなみに漫画等であればiPhoneサイズでもいいが、参考書等はiPad等の7インチ程度のサイズのディスプレイはあった方がいい。
   
・裁断機利用回数シート
  →裁断機、ドキュメントスキャナ共に消耗品パーツがあるため、利用回数をカウントしてパーツ交換を行う必要がある。ちなみにScanSnapでは純正ソフトでパーツごとにカウント機能があるためユーザが意識的に行う必要は無い。裁断機はPK-513Lの場合は、確か100回ごとに受木の向きを変更することで裁断品質を保つことができる。個人的なオススメは済マークのスタンプを買ってきて適当なシートを作って押印していく方式。別に表計算ソフトとかで管理してもいいんだけど、スタンプを押す感覚って楽しいので途中で飽きにくいかなぁと。


推奨

・裁断機の滑り止めシート
 →裁断の際に書籍が滑り裁断位置がズレる事があるらしいので、必要であれば滑り止め加工を施した方が良い。
  100均などで売っている滑り止めシートと両面テープで対応可能。
・裁断機とドキュメントスキャナのカバー(大きめのビニール袋でも可)
 →ScanSnapは未使用時は内部にホコリが入らないようになっているが、念のため。
・裁断済み書籍を一定期間保存するスペース
 →裁断済み書籍を再スキャンする事も無くは無いので一定期間は保存しておいた方が無難。
・ホッチキスリムーバー
 →中綴じ雑誌等のホッチキスを安全且つ効率的に外すために用意した方が良い。
  オススメはマックスのRZ-3F、平面で作業する必要があるが力要らずで驚くほど簡単に除針できる。
  
・裁断後の書籍をめくって確認するための指サック
 →特に糊で製本されている書籍の場合は糊残りでページがくっついていないか確かめる必要がある。
  もっと安い物もあるがとりあえずリング型よりも指全体を覆う物がオススメ。
  
・表紙を綺麗に切るための道具(ペーパーカッター)
 →裁断機で書籍を裁断する際には表紙を外して作業することになる。
  表紙は裁断機を使わず別途裁断した方が良いが、ペーパーカッターがあると楽に真っ直ぐ裁断できる。
  ただ構造上大量の紙を裁断するのには向かないのであくまで数枚程度の紙を裁断する用。
  
・一気に裁断できない場合に分割するカッター
 
・PK-513Lを使う場合は中綴じを真ん中で綺麗に切るために高さ5cmほどの延長台座
 →中綴じを開いて真っ二つに切る際に、雑誌の一方が裁断機からはみ出てしまう。
  そうなると裁断時にズレやすいので裁断機と同程度の高さの延長台座があると良い。
・PDFリーダー用ペン
 →iPad等で利用できるスタイラスペン。
  PDFで注釈を付ける際に便利、指だとなかなか思うように行かないことも多いのでオススメ。
  ペンタブレット大手のワコム製は高いが、ペン先が交換できるので結果的に長く使える。
  
・ドキュメント共有オンラインサービス(Dropbox・Evernote)
 →一応書いてみたが出先から3G回線で利用する場合は大抵回線速度不足で不満を感じる事が多い。
  都心等で高速モバイル通信が利用できる人にとっては良いのかも。
  ちなみにDropboxで150MB超のPDFを自宅Wifi経由でDLしたときはWifiとは思えないほどの遅さだった。
  Evernoteの方はPDFのOCRテキスト検索が魅力だが、1ファイル50MB制限がネック。
  低解像度でPDFを生成するか、書籍を複数ファイルに分割すれば使えなくはないが…。
  参考までにDropboxは無料で2GB、50GBが1年契約で$99。Evernoteはプレミアム会員が1年契約で$45。
  


参考サイト

裁断機PLUS PK-513Lで雑誌を裁断してScanSnap S1500Mで取り込み、Dropboxで共有してGoodReaderでiPhoneに入れてみた!! [Mac] [net] [iPhone] [今日の楽天] [Shopping] – No Second Life

プラス裁断機PK-513L 26-106を徹底解剖!

BorlandManiacs!: 裁断機PK-513を使うときの注意点

本の電子化を始めたのでまとめる。 – 機械

  3 Responses to “電子書籍化をやってみて分かったお役立ちアイテム集 2011年版”

  1. すまねぇ、内容如何より
    一体いくらかかったんだ、つーのが最初にきちまったぜ……

    • 別に記事のリンク商品全部買ったわけじゃないからドキュメントスキャナ(36k)+裁断機(30k)+清掃キットとか(5k)で合計70kくらいだよw
      電子化してくれるサービスもあるけど、多分数ヶ月待たされるし一冊安くて100円だから単純計算で700冊くらいスキャンすれば元は取れるんだよねぇ…。

  2. Blog更新!:電子書籍化をやってみて分かったお役立ちアイテム集 2011年版 – http://bit.ly/nzd1UK

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