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マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」レビュー

マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」 マクロスF ボーカルコレクションアルバム「娘たま♀」
(2008/12/03)
TVサントラ

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まずDisc1の一曲目が『トライアングラー』というのが好感持てますね。
マクロスFのボーカル曲と言えば他にももっと色々ありますが、やはり最初に来るべき曲はコレでしょう。いや単純に自分が坂本真綾好きだってのもあるんだけどw
ちなみに『トライアングラー』自体はマクロスF前半部のOPだったわけですが、対する後半部のOPである『ライオン』はDisc2の1曲目となっています。この辺はDisc1と2でそれぞれ前半部・後半部に纏めた結果ですかね。
ただその流れで行くならやはり曲の順番を作品内の時系列順に合わせて欲しかった…。
後半部はそんな気にならないんだけど、前半部はそうしてもらった方が物語を思い出しながらスッキリ聞ける気がします。
ではここからは気になった曲について個別に書きます。
ちなみに黒生はO.S.T.1と2は持ってますがラジオは聞いてませんのでそれくらいの知識で書いてます。(ラジオも聞きたいんだけどねぇ…)
(注.以下レビューの大半は酔っ払った状態で書いてますので悪しからずw途中で酔いが醒めそうになったんで飲み直しました、やっぱ飲んでる方が楽しいこと書けるわw)
Disc1
■What 'bout my star? @Formo
 恐らく本アルバム初収録のバージョン。
 メインはランカだけど途中でシェリルも絡んできます。
■ダイアモンド クレバス~展望公園にて
 0:44という短さだけど良い曲です。
 iTunesで曲前後スムースに再生させてると最後ちょっと切れるので注意。
■射手座☆午後九時Don't be late (私の歌を聴け)
 タイトルの通り最初にシェリルの「私の歌を聴け!」が入ってますw
■インフィニティ #7
 通常版の『インフィニティ』ではボーカルはシェリルのみですが、コレはコーラス等でランカも一緒に歌ってます。やはり声質が違う二人で歌うことにより曲に深みが増し、ライオン的な感じでいいですね。
■星間飛行 (みんな抱きしめて銀河のはてまでー)
 コレもタイトル通り最初にランカの「みんな抱きしめて銀河のはてまでー」のセリフが入ってます。いやぁ、初々しい感じがしてゼントラーディじゃなくても魅了されますねw
■私の彼はパイロット
 イントロからボビーの声で期待再生される自分はもう病気です。
■ニンジーン Loves you yeah!
 イントロからボビーの声で期待再生さ(ry
■宇宙兄弟船
 シェリルではなくゼントラーディのショッピングモールで歌ってた徳川喜一郎さんのバージョンです。
 何故にこの曲を後にシェリルが歌うことになったのかはわかりませんが、このバージョンもモロに演歌で大好きですw
 「デカルチャーだよ、人生は~ぁッ!」
■アイモ O.C.
 『娘トラ。』にも入ってましたがこっちの方が長いです。
 戦いに臨む勇ましくも荘厳且つ戦いの悲哀を漂わせるな雰囲気を持ったアイモになってます。
 なんか北欧神話とかに会いそうな感じがしますね(どうしようもなヴァルキリー脳)
 それにしてもコレ作詞は坂本真綾なんですね、知らんかった
Disc2
■ライオン
 結果としてシェリルとランカのデュエット曲は結構生まれたわけですが、やはり元祖と言えばこの曲ですね。マクロスF後半部のOPですがシリアスな展開が入ってくる後半に相応しく切なさや必死さが見え隠れしますね。
 聞くと否応なくテンションが上がりますw
■ダイアモンド クレバス 50/50
 本アルバム初収録。
 メインボーカルがランカでコーラスがシェリルなので「あれ?」と思いますが、ブックマークレットのコメントを見て納得。
 シェリルとランカのポジションが逆転する様を表現した曲なんですね。
 原曲からも多少アレンジされてて且つ曲の時間としては短いですが印象深い一曲
■シェリルのアイモ
 これもまた本アルバム初収録、前曲の「ダイアモンド クレバス 50/50」と対比してこちらは本来ランカの曲であるはずの曲をシェリル単体で歌っています。
 個人的にはどうせならもう素直に歌っちゃいなYO!という感じですが、まぁそれもまたシェリルといったところでしょうか。
■妖精
 最後1分くらいの曲調が好きです。
■ノーザンクロス
 以前カラオケにて某君が歌詞の中の「死にたい」についてコメントしてましたが、ブックマークレットの「Gabriela Robin」のコメントを見ると「死にたい」は「生きたい」の意なんですね。
 なるほど素直になれないシェリルらしい歌詞です。
 それにしても「カンノヨーコ★ネコ科プロデュースあれこれ」のコメントw
■ブレラと子ランカのアイモ
 ちょw0:26ってwww
 ブレラなんかハーモニカのみだしw
■蒼のエーテル
 ブックマークレットのコメントより「中庸」を意識した曲とのこと。
 個人的にはその性質故にあまり印象に残ってないんですが、改めて聞くと良い曲ですね。
 これまでのランカの勢いのあるボーカルとはまた違った、アイモとも微妙に違う感じがあります。
 それにしても「カンノヨーコ★野生のプロデュースあれこれ」のコメントw
■愛・おぼえていますか~bless the little queen
 この曲聴くと過去のマクロス作品も見たくなります。
 どうしても終盤の無機質な顔で歌うランカが思い出されますが、まぁそれはそれとして。
 それにしても「カンノヨーコ★ワルプロデュースあれこれ」のコメントw
■娘々スペシャルサービスメドレー(特盛)
 「娘トラ。」のサービスメドレーから「特盛」となり5分ほど増量しておりますw
 ライオン⇒インフィニティ⇒私の彼はパイロット⇒ダイアモンドクレバス⇒星間飛行⇒
 What 'bout my star?⇒射手座☆午後九時Don't be late⇒トライアングラー(fight on stage)⇒
 アナタノオト⇒シェリルのアイモ⇒What 'bout my star?⇒ライオン⇒愛・おぼえていますか⇒
 ⇒ライオン⇒インフィニティ⇒ライオン
 (ソースは酔っ払いの耳なのでてきとー)
 と、本アルバム収録曲も十分に使ったメドレーに仕上がっております。
 それにしても「カンノヨーコ★娘プロデュースあれこれ」のコメントw
■母と子ランカのアイモ
 実質的な〆の一曲。
 母役は坂本真綾ですが、メインはランカで淡々と歌ってます。
 まぁ劇場版もあるからいいんだけど、できればもうちょっとラストらしくしっとりと情感込めて歌ってほしかったかも。
総合的に見て、聞く前はO.S.T.1と2の焼き直しかと思ったけど所々コーラスが入ってたり工夫が加えられてて良かったですね。
とはいえ商業的な売上を意識した販売戦略も否めないと思うので、あとアルバム1枚くらい(クリスマスイブ発売のアレ×2と劇場版含む)で済ませてくれればファンとしても批判無く称賛だけで終わらせられる気がするのですがね…。
ところで付属のブックマークレットでもわざわざ英語でコメント書いてた「Gabriela Robin」って誰なんだろう?
菅野よう子の楽曲でよく名前見る気がするけど。
以前、こんな考察をしてた人もいたみたいだけど、マクロスFとの共通項を考えると菅野よう子単体かもしくは坂本真綾との連名?
まぁコメントは全英語なのにも関わらず普通に日本語の詩も提供してて、且つ坂本真綾と一緒に作詞に名前出てるからたぶん菅野よう子単体だとは思うけどw
こういうのは曖昧にしといた方が楽しいと思うのでこれ以上は追及しませんがw
それにしてもブックマークレットのコメントの「カンノヨーコ」の適当且つある意味豪快なコメントは面白かったですw

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