最近ずっとBlogが休止状態でしたが、それというのも最近あまり精神的な余裕が無いためでした。
なぜ精神的な余裕が無かったか、まぁちょっといい年してどうなのという感じなのですが、今月頭から歯医者に罹っていたのが原因です…。
歯医者に罹った=虫歯というわけではなくて、そろそろ大台な年齢だし親知らず抜いとこうかなと歯医者に行ったわけです。
で親知らず生え始めの頃に歯医者に罹ったときに聞いていたんだけど、自分の場合は4本生えている親知らずのうちの2本が真横に生えてるんですよ。
これを抜くのが非常に大変で1本抜くのに30分~1時間かかるそうで今まで抜いてこなかったわけなんだけど、将来的なことを考えると抜いておいた方が良いので今回決心して歯医者に行ってきました。
歯なんかペンチかなんかで引っこ抜くだけでしょ?と思った方、それで済めば本当に良かったんですけどね…。
とりあえずここではサラッと書きますが、横になった親知らずが隣の奥歯に密着してる状態なので普通に抜くスペースがありません。
なので抜く際のスペースを作るためにまず親知らずの頭の部分を切断する必要があります。
もうね、これ聞いただけでだいぶ怖じ気づきましたよw
どうも口腔外科手術に値するもののようで、普通の歯医者では受け付けられず大学病院にお願いするケースもわりとあるらしいです。
とりあえず現在は4本ある親知らずのうち、普通の1本、横になってるの1本抜いた状態で患部の状態も良好なようです。
歯科医の話しでは抜歯当日は拳大まで頬が腫れることも珍しくないとは言われてたんですが、熱さまシートなどでしっかり冷やしたのが効いたのかそれほど腫れることもありませんでした。
まぁまだ歯茎縫われてる状態なので、抜糸するまではうまくしゃべないんですがね。
抜いた日と翌日は家族と話すのにiPhone使いながら筆談してましたよw
さて、せっかく希有な体験をしたので以下追記にて今回の横になった親知らずを抜歯した際の手順を記しておきたいと思います。
痛いの大好きな人や、親知らずなんかもう全部抜いちまって怖い物知らずな方は見ても問題無いかと思うけど、横になってる親知らずを保有してる方は恐らく心が折られるので見ない方が賢明かと思います。
1.麻酔…以前普通の親知らずを抜いたときと違い、恐らく速効性のあるものを使ったみたいです。
いきなりブスッといかれたわけだけど痛さはまぁほどほどでした。
2.たぶん歯茎切開…すでに麻酔が効いてるのでよくわからなかったけど、
横になってる親知らずの場合は歯の大部分が歯茎の中なのでまず歯茎を切開する必要があるかと思います。
麻酔のおかげで別に痛くは無かった。
3.親知らずの頭を切除…抜くためのスペースを作るためにまず親知らずの頭3分の1くらいを切除します。
あんまり見ない様にしたんだけどたぶん電動糸鋸みたいなヤツじゃないですかね。
基本的に痛くは無かったけどたまに痛かったかも。
4.親知らず抜歯…スペースができたのでいよいよ抜歯です。
歯の根っこって確か4本くらいあると思うんだけど、自分の場合は2本は簡単に抜けたそうです。
ところが残りの2本がかぎ爪状に曲がってたらしく、ここで非常に時間が掛りました。
しかもコレ抜く方向間違えるとわりと痛いのw麻酔しっかり効いてるのに痛いとかwww
痛いサインを送ったらさすがに麻酔を追加してくれました。
5.骨を削る…よくわかんなかったんですが、抜歯後の骨が尖ってたそうで削ってくれたそうです。
軽く振動は来るけど特に痛みは無かったようなw
6.歯茎の縫合…切開した歯茎の縫合です、これはちょっと長めだったかも。
まぁ術後経過にダイレクトに響くものなので慎重にやってもらって良かったのかな。
だいたいこんな感じで、合計ちょうど1時間ほどでした。
根っこを抜くところがなかなか大変だったようで、途中で歯科医の方が交代などしていたみたいでした。
抜歯って結構力仕事っぽいしね。
まぁ基本麻酔が効いてるのでそれほど痛くは無かったので、痛さ的には神経弄られる方が格段に上なんでしょうけどね。
とりあえずあと1本横になってるのがあるので頑張ろうと思います。
とはいえ現在の傷跡の完治まで1ヶ月ほどかかるらしいので、次回抜歯予定は6月くらいになりそうですが。