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iPhoneの便利なところ

先日、友人に「iPhoneって使いやすい?便利?」と聞かれたんだけどうまく答えられませんでした。
後でなんでうまく答えられなかったか考えてみたんだけど、iPhoneの魅力って各種ソフトウェアに寄るところが大きいんですよね。スマートフォン以外の普通の携帯のようにわかりやすいハード面での利点が上げづらいので、iPhoneの良さを説明するには各種ソフトの魅力を述べる必要があり説明しづらいんです。

ただこのままでは悔しいのでiPhoneの便利さを各種ソフトも交えて説明してみたいと思います。

あ、前提としてiPhoneは国内外問わずWebサービスを活用している人向けだと思います。
それ以外の人でiPhone買っちゃった人は記事内のWebサービスを活用してみると、きっとiPhoneの魅力が増幅すると思います。

電話編
まず通話はできるのは他の携帯と同じ、ちなみにBrueTooth対応なのでヘッドセット使えば手ぶら通話ができます。
電話帳に関してはiPhone単体でグループ分けするにはGRContact等のツールが必要になるけど、その分本体付属のケーブルでPCと接続すれば簡単にバックアップが取れるのは魅力的。

メール編
iPhoneOS 3.0から一般の携帯メールと同じ仕様のMMSが使えるようになりました、絵文字も普通に使えるのでこの辺は一般の携帯とそう変わらないかな。
MMSのユーザインタフェースがちょっと変わってるけどたくさんの人とメールのやりとりする人以外にはわりと使いやすいんじゃないかな。
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あとはMMS以前にiPhoneのメールとして利用されていたi.softbankドメインだと一般のソフトバンクの添付容量制限300KBよりも緩い1MBになったりして便利、他にはGmailなどのWebメールをIMAPプロトコルで見れるのもすごく便利です。
IMAPは簡単に言うとメールサーバに未読状況などが保持され、それを見に行くので閲覧環境が変わっても差異が出ません。

カメラ編
画素数は300万だけどわりと良い写真が撮れます、まぁそもそも画素数の高い携帯カメラで写真撮っても各携帯会社ごとのメール添付容量制限に阻まれてあんまり意味ないはずなんですけどね。
あとiPhoneでは様々な魅力的なカメラアプリ・画像編集アプリがあります。
例えばEasyCameraは起動するのに1.5秒ほどかかるけど、起動後は画面をタップするだけで一瞬で画像が保存されます。しかも撮影音がしないというオマケ付き。
Camera Geniusでは手ぶれ補正機能やタイマー機能が使えます。
PhotoCookerでは画像のリサイズ・回転・トリミング・ホワイトバランス・彩度・明るさなどが変更でき、モザイクもかけれます。
他に変わったのだとAutostitchというツールを使えば複数の画像を自動的に繋げて一枚のパノラマ写真が作れます。
重要なものを忘れるところでしたがFlickitというツールを使えば、世界規模で代表的なフォトアルバムサービスFlickrに複数の画像を簡単にアップロードできます。

動画編
カメラでそこそこの画質の動画が撮れます、あと自分は試したことないけどiPhone単体で自分のYoutubeアカウントにアップロードできるそうです。
他にはデフォルトアプリでYoutubeが見れるし、ニコ動から無料で出てるアプリを使えばニコ動が見れます。
ただ回線速度はソフトバンク準拠なので3Gでの閲覧は難しいです、まぁこの辺は一般の携帯も同じなので大人しくWifi環境で見ましょう。
あとはmyVideosというアプリを使えば、Youtubeの動画をiPhoneに保存することができます。
自分で入れた動画ももちろん見れます、こちらを参考にさせてもらいましたが以下のフォーマットが再生できるそうです。
■H.264ビデオ
最大1.5Mbps、640×480ピクセル、毎秒30フレーム、ベースラインプロファイル(最高160KbpsのAAC-LC)、48kHz、.m4v/.mp4/.mov ファイルフォーマットのステレオオーディオ
■H.264ビデオ
最大768Kbps、320×240ピクセル、毎秒30フレーム、最高レベル1.3のベースラインプロファイル(最高160KbpsのAAC-LC)、48kHz、.m4v/.mp4/.mov ファイルフォーマットのステレオオーディオ
■MPEG4ビデオ
最高2.5Mbps、640×480ピクセル、毎秒30フレーム、シンプルプロファイル(最高160 KbpsのAAC-LC)、48kHz、.m4v/.mp4/.mov ファイルフォーマットのステレオオーディオ

ストレージ用途編
外部スロットが無いのが痛いですが、3GSだと本体容量が16GB or 32GBなんで動画入れても全然容量には困らないですね。
他にはServersManを使うとiPhone自体をオンラインストレージにすることができます。
他にはPCのオンラインストレージとしては代表的なDropboxや、Dropboxの対抗馬として注目されているSugarSyncにもアクセスできます。

電池容量
使い方にもよるけど、待ち受けだけなら1日は持つんじゃないかなぁ。
正直電池の持ちはよくないけど最近の高機能携帯も似たようなもんだし、そこはご愛敬。
iPhone対応の充電池やケース一体型充電池なども多数出てるのでそれらで対策ができます。

Webサービス編
まずは日本ではミニブログというジャンルに括られてる海外サービスのTwitterアプリ、一般の携帯からではモバツイというモバイル版のWebページを使うしかないですがiPhoneには専用アプリがとてもたくさんあります。
あまりに多すぎて全部は上げきれないので自分がメインで使っているものを一つあげるとSimplyTweetです、基本的な機能を揃えていてクライアント未起動時でも自動Reply通知をしてくれます。
お次はTumblr、Web上にある画像やら記事やらを収集できるWebサービスで自分も画像収集に利用しています。
Tumblrアプリもいくつか出ているのですが、やはり現状一番素晴らしいのはtumblr gearですね、3G環境でも画像の超高速読み込みで次々に画像をReblogできます。このアプリのためにiPhone買った人もいるそうですw
次のWebサービスは国内で人気のSBMサービスであるはてなブックマークの純正アプリ、ポケットです、ホットエントリーが閲覧できたり気になるページをiPhoneからブックマークできます。
ヤフオク用のアプリもあります、DropAuctionを使えばiPhoneからヤフオクの入札ができます。
ちょっと変わったところだとAnalyticsというアプリを使うとWebページのアクセス解析として非常に優秀なGoogleAnalyticsを日本語でわかりやすくチェックできます。
あとはオンラインメモ共有サービスとして有名なEvernoteも利用できます、iPhoneからも編集できるしテキストから音声・PDFまでiPhoneで閲覧できます。
WikiamoはWikipediaをiPhoneに最適化された状態で閲覧(段落のリスト化も可能)することができ、ブックマークすることもできます。
あまりにも多すぎて忘れるところだったけどGoogleReader用アプリもあります、自分が使ってるのはRSS Flash G、GoogleReader使ってる方は是非。
ちょっと多すぎるんでこの辺で〆。

その他
ジャンル分けできなかったものについて、まずは純正アプリのマップ。
中身はGoogleマップなんだけど3GSになりコンパスが付いたおかげで自分の向いている方向がわかるようになりました。
またちょっとした工夫をするとマップ上にWeb版のGoogleマップで作成したマイマップをマップ上に表示することができます。
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自分は自作の地元外食図を表示させて、出先で何か食べたいときに活用してます。
Googleカレンダーで予定管理してる方はデフォルトのカレンダーでも同期できますし、個人的にはさいすけ for iPhoneというアプリがオススメ。
他には青空文庫が読めるi文庫も便利です。
読んでいてわからない用語なんかがあったら大辞林を使えば手元で辞書が引けます。
もちろんウィズダム英和・和英辞典のような英語辞典もあります。
産経新聞(iPhone版)を使えば、無料で産経新聞の全紙面が読めるので時代に取り残される心配もありません。
MY辞書登録を使うと普通の変換では出てこないような用語を登録することができます、応用としては『メール』という単語に自分のメールアドレスを登録すると色々便利です。

全然書き足りないけど、iPhoneの魅力でパッと思い浮かんだのはこれくらいでしょうか。
ゲームについては数が多すぎるし好みもあるので割愛しますが、バイオハザード4が発売されてたり予定ではエースコンバット新作もあったりするのでゲーム機としても魅力的です。
発売当初はMMSが無かったりしたせいで不便に見えましたが、頻繁なOSのバージョンアップのおかげで現在では非常に魅力的なモバイル機器となっています。
ワンセグ機器使えばTVも見れるので、あと一般の携帯に比べて不足している点はお財布ケータイくらいですかね。まぁこれについてはICカードで代用できるしなぁ。
正直iPhoneが便利過ぎて、もう他の携帯に変える気が全く起きないですねw
そんなわけでiPhoneの魅力について語ってみました、ちょっとでも魅力的に見えた方は是非購入を検討してみて下さい。

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